3歳児を連れて『京王れーるランド』に行ってきた!

   

展示車両の内部

3歳の長男を連れて、京王線 多摩動物公園駅に併設されている『京王れーるランド』に行ってきたのでレポート。この日は土曜日だったが、みんな花見にでも行っているのか、あまり混んでいなかったと思う。

まずは屋内施設1階から

屋外の入場券売り場で入場券を買う。3歳以上は一人250円だ。入場券売り場のすぐ横に屋内施設への入り口、反対側に屋外車両展示場への入り口がある。入場券は当日であれば何度でも出入りできるのでどちらに先に入っても問題ないが、とりあえず屋内施設に入ってみた。

入り口から入ると普通に駅の自動改札と同じ装置が置いてあり、先程購入した入場券を使って入場する。ここの自動改札は側面が透明になっており、挿入した切符が処理される様を見ることができる。(ただし超人的な動体視力があれば)

長男は生まれて初めて自分で切符を改札機に通すという経験ができたのだが、切符を入れた後どうしていいかよくわからず困惑していたのが面白かった。

バス展示

改札を通るとまず右手に少し小さめなバスが置いてあるのが目に入る。京王れーるランドの公式ページによると、これは『日産ディーゼルKC-RN210CSN型超低床型』という車種らしく、どうやら本物のバスらしい。

この展示の売りは運転席に子供が座れるところ。運転席にはタイマーが設置されており、運転席で遊べるのは一人一回2分までというルールになっていた。

子供がバスの運転席に座るとハンドルが圧倒的にバカでかく、どうみても優勝した相撲取りが大杯で酒を飲んでるようにしか見えないのが笑える。この状態でいろんな角度(バスの外とか)から写真を撮るとカワイイのでオススメ。

電装系は生きているらしく、子供が方向指示器のレバーをいじると、ちゃんと車外のウインカーが点滅した。(だが操作している子供には見えない)

車掌体験

バスのすぐ奥には『車掌体験』というコーナーがあり、バカでかいスクリーンを使った電車運転シミュレーターのようなものがあり、どえらく繁盛していた。

だがよく見ると整理券を貰うための行列のようで、漏れ聞こえた内容からすると、今貰った整理券が使えるのは3時間後だとのこと。

そんなに待てないので長男に「あれは大人用の電車遊びであんまり面白くないみたいよ…」とお伝えしてスルー。

電車のしくみコーナー

かろうじて『車掌体験』をかわしたその奥には『電車のしくみ』というコーナーがあり、実物大のパンタグラフを動かしたりできる。

正直、パンタグラフは二秒で飽きるのだが、その横に記念撮影用の電車の看板があって、そこには子供用の駅員の制服と帽子がある。駅員の帽子をかぶらせるとかなりカワイイので是非記念写真を撮ることをオススメする。

ジオラマ展示[HOゲージ]

HOゲージというらしい。結構凝ったジオラマセットに配置されたリアルな電車の模型を操作して遊ぶことができる。ただし5分で100円。

ちょっとやってみたのだが、HOゲージというのはそういうモノなのか、あるいは子供が操作することを想定した調整なのか、レバー操作に対して電車の反応が緩慢で、自分が操っているという感覚が希薄だった。

そのせいで、子供はどの電車を動かしているのかよくわかってない感じだったので「あれだよー! あの電車を長男ちゃんが動かしているんだよー!」とちょっとバカっぽい感じで必死にアピールする必要があった。

小型運転体験シミュレータ

入り口の近辺に3台設置されている『電車でGo』みたいなやつ。無料だったので長男にやらせてみたが、初回では操作方法もよくわからないため、一応言われるがままに操ってはいるものの終始ぼーっとしていた。一定時間で「次の人に替わってね」的な画面が出て終了する。

以上が一階のレポート。

次は二階に行ってみる!

二階にはプラレールで遊べるコーナーやクイズゲーム、ボールプール等がある。

プラレールで遊ぼう

『京王れーるランド』に来たきっかけは「プラレールでいっぱい遊べる」と聞いたからなのだが、まあすっごい人。遊ぶためには整理券が必要で、一回あたりに遊べる時間が40分間と限定されている。

みんなどんな感じで遊んでいるのかを観察してみると、なんか普通に家でプラレールで遊ぶのとあまりかわんないような…。いろんなレールを使いまくれるのが楽しいんだとは思うんだけど、長男もそんなに遊びたい感じでは無かったのでパスした。何しに来たんだわしら。

アスれーるチック

ボールプールとかすべり台とかなんかそんな感じ。パス。

全体的に二階はなんかもう子供でわさわさしていて、ただいるだけで疲労していく感じなのでそそくさと逃げるように退場した。ちゃんと計画的に整理券を貰うことが重要な感じだ。

次は車両展示場について

一度屋内施設から出て、向かい側にある屋外車両展示場へ向かう。ここでも改札があるが、最初に買った入場券で入れる。

ミニ電車

車両展示場に入ると展示車両の周囲を囲むようにミニ電車のレールが引いてあり、踏切を渡って内側に入る。ミニ電車には一人100円で乗ることができる。他にすることも無いので長男と二人で乗ってみる。

運転は係の人が行い、乗客はミニ電車にまたがっているだけだ。駅員の帽子が男女2個ぐらいずつ置いてあり、早い者勝ちで借りることができる。ただし「危険なので乗車中は撮影をしないで下さい」といわれるので自撮りとかはできない。

展示車両

古い車両が五両置いてあり、中に入ることができる。冒頭の写真がそれ。天井の扇風機がノスタルジック。意外にも車内は暖房が効いていて暖かかった。中央あたりに展示してある車両には電車に関連した絵本がたくさん置いてあって、座席で読むことができる。

まとめ

正直うちの長男は鉄オタの素質が無いらしく、大喜びというふうではなかったが、それでもそれなりに楽しんでいたようだ。

親としても、いろいろ楽しい写真が撮れたので結構満足した。整理券を計画的に貰えばもっと楽しかったと思う。ただプラレール超大好きっ子でも無い限り、一日ここで過ごすのは難しいと思う。でも大丈夫。向かいに多摩動物公園がありますから。

おまけ(車で行く場合のノウハウ)

京王れーるランドは多摩動物園の向かいにあるので、車で行く場合は多摩動物園用の駐車場を使えば良いのだが、一番最初に目に入る駐車場は1200円くらいすると思う。

駅前から400~500メートル離れた場所にもいくつか駐車場があり、そちらは500円くらいで入れる。わずか5分程度歩くだけで数百円の節約ができるのでちょっと奥の駐車場を利用するのがオススメだ。

 - 日記