1歳児が耳血をだした!

      2016/02/08

先日息子が鼓膜に傷をつけてしまった。

うちのかみさんが綿棒で耳掃除していると、それをマネして、息子が綿棒で自分の耳をツンツンしていたらしい。

最初は何事も無かったんだけど、おもしろがってツンツン遊んでいるうちにすっぽりと耳にぶっささったとのこと。そのとき息子は痛がって泣いたのだが、やがて何ともない様子になったため安心していたらしい。その夜、息子が寝ているうちに耳から血が出ていた。よくみると、耳の穴の周りに凝固した血液が張り付いてしまっていて、洗うに洗えず、可哀想な状態になっていた。

耳血なんて大人でもあんまり聞いたこと無いからかなり心配して病院に連れて行ったところ、鼓膜に損傷があるかもしれないが、さほど心配する必要はないということだった。なんでも鼓膜は再生能力があるため、少しの損傷であれば直ってしまうらしい。素晴らしい! 人体万歳!(だが耳に水が入らないようにしないといけない)

しかし、『耳に液体の薬を流し込んだ状態で5分キープ』などという、1歳児には絶対達成できないミッションを与えられた。1分ももたないが、とりあえず点耳。点耳した後、耳から溶けた血液がたらーりと垂れてくるため、心穏やかでいられなくなるが、本人は全く痛くないらしく、けろっとしているのが救い。

さてこの事故は防げたか? と自問してみる。子どもは親のマネをする。なので『耳かきをしているところを見られたらアウト』なのか。うっわ難易度たけぇな。そんなこと尾木ママも言ってなかったしな。とりあえず綿棒も凶器ぐらいに思っておこう。

2016年1月23日 追記

この記事に検索で飛んでくる人が多いようなので、似たようなケースになり心配している方も多いのかも知れない。参考までに、うちの子の場合のその後を記しておく。点耳薬はぜんぜんうまく使えなかったが、まったく聴力には問題ない状態だ。鼓膜が再生するというのは本当のようだ。

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