カーズと2歳児

      2016/02/08

長男とカーズ

そろそろ3歳になる長男が2歳半ごろから愛してやまないモノにピクサーの『カーズ』がある。もともと車が好きだったせいか、そのドはまり具合が尋常じゃ無く、ほとんど毎日のようにDVDを観ている。そんなに繰り返し観ていたらアホになるんちゃうの? と心配になるが、長男がDVDに集中している間自分はゆっくりできるので正直カーズ万歳と思っている。

実はこれまでは『となりのトトロ』がお気に入りでヘビーローテーションだったのだが、いまではほとんど『カーズ』か『カーズ2』しか観ない。特に車での移動中は毎回車内で『カーズ』を観るもんだから、自分も運転しながら音声だけは何度も何度も聞いている。「やっぱレーシングカーのエンジン音は最高だな!」と思いつつしょんぼりミニバンを運転する羽目になる。

日本語吹き替え版が良い

『カーズ』は大人が観ても面白いと思う。特に登場人物のメーター(山口智充)とルイジ(パンツェッタ・ジローラモ)役の日本語吹き替え声優が素晴らしい。あまりに素晴らしいので、しばらくメーター役の吹き替えがタレントのぐっさんだとは思わず、同姓同名の声優だと思っていた。この二人のキャスティングを考えたやつは天才じゃないか? 『カーズ2』も面白いが、ちょっと話が子どもには難しいんじゃないかと思う。しかしまあ大喜びで観てるけどね。

当然カーズのキャラクターを模したトミカも購入したが、毎日長時間遊ぶものだから、冒頭の写真の様に塗装がボロボロに剥げてしまった。正直、カーズのトミカは高いなぁと思うがこれだけ遊べば十分元は取ったと感じる。

長男を寝かしつけていると、マックイーン(カーズの主人公)のトミカを握りながらブツブツつぶやいているので良く聞いてみると、「すぴーど…しゅーちゅー…ぼくは…はやい!」と映画中の主人公の台詞を繰り返している始末。重傷だ。

子どもへの良い影響

  • 何度でも飽きずに見るので特に車の移動中助かる
  • たまに英語音声で見せるのだが、結構真剣に視聴しており、登場人物の名前程度なら聞き取れるようになったようで、「今、マックイーンって言ったね!」等と言う。英語の発音をインプットするには良い機会になった
  • いままでジグソーパズルには興味を示していなかったが、カーズの絵柄のパズルを買ったところ、喜んで遊ぶようになった。各ピースの位置を覚えるという力業で完成させるようになった。子どもの記憶力ってすごいと実感できる

子どもへの悪い影響

  • 冒頭にクラッシュシーンがあるせいか、ミニカーを乱暴にぶつけ合う遊びをするようになった。うちの中だけでクラッシュ遊びをやるのはさほど問題ないのだが、よそでこれをやると間違いなく乱暴な子どもだと思われると思う
  • スポーツカータイプの車を見ると「速そうな車だね」と言って喜ぶようになった。おとうちゃんのミニバンの株が下がった

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