キッズカフェ体験記

      2016/02/08

photo credit: MaretH. via photopin cc

仕事が休みだったので前から気になっていたキッズカフェとやらに初めて行ってきた。わざわざ電車にのってだ。どんなもんか一度行ってみたかった。

キッズカフェ(親子カフェ?)とはデカい子供の遊び場が店内にあり、保母さんみたいなおばちゃんが一人か二人付いていてくれる。そこで子供を自由に遊ばせている間、お母ちゃんたちはおしゃれな飲み物を飲んだり、スマホをいじって「いいね!」を押したりできるところだ。遊び場の周囲は内側を向いたカウンターテーブルになっており、子供が遊んでいるのを見ながら飲食できるようになっている。

飲み物の値段は大体スタバぐらいか。安くはないが、ドリンクバーで済ませば気にするほどの値段ではないかも。食事は内容からするとちょっと高い。「えっ、マジで?」って言うレベル。まあまずくはなかったし、基本、飯を食いに行くところじゃなくて、お母ちゃんが金払ってまったりタイムを買うところと理解した。

子供の遊び場の部分は、大体16畳ぐらいの広さで、やわらかいカラフルなボールが1億個くらい入ってるプールにジャングルジムとすべり台が置いてあるコーナーと、ブロックで遊べる普通の床のコーナーとに分かれている。お盆中だからたくさん親子がいるのかな、と半ば覚悟していたが、全然空いていた。3,4組の親子しか来ていなかった。そのため、子供を保母さんにまかせて親はくつろぐことができるというコンセプトは良く理解できた。しかし、もうちょっと混雑したり、デンジャラスでフリーダムなお子様がいらっしゃった場合は安心できないだろなーなんて思った。

肝心の息子の様子はというと、最初は初めてきた場所の雰囲気にやや気圧されていた様子で、鬱病患者みたいな感じでカラーボールを拾って見つめていただけだったが、そのうち徐々に元気よく遊び始めた。帰る頃にはすっかり帰りたくないモードに突入していたみたいで、「帰るよー」と言うと、イヤイヤを意味する瞬間的な踊りを踊って泣いた。

結局はその日の混雑度やどんな素晴らしい親子に巡り会えるかによってその日の満足度が激変するロシアンルーレット的なスポットに思えた。

 

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