【レビュー】 トミカ カーズ IRC マイクロレーサー ライトニング・マックィーン

      2016/02/08

カーズのリモコンカー

去年のクリスマスプレゼントとして長男に購入した『トミカ カーズ IRC マイクロレーサー ライトニング・マックィーン』について紹介したい。

概要

この商品は簡単に言うとラジコンだが、コントロールの方式が赤外線となっている。テレビのリモコンと同じだ。
コントロールは前後、左右自由に操作できる。全長は10cmくらいで、重さは136gとなっている。
電源は単4形アルカリ乾電池4本が必要だ。

うちの子ども(2歳後半)の遊び方

うちの子どもはまだうまく操作することができない。単純に前に進めたり、後ろにバックさせたり、一定方向にぐるぐる回転させたりする程度。なのでこのおもちゃを与えても一人ではさほど面白く遊べない。

ではどうするかというと、親が車を操作して、長男がそれを追いかける、または追いかけられるという遊び方がメイン。テーブルを中心にその回りをぐるぐる回るのが定番の遊び方。これをうちの長男は「マックイーン遊び」と呼んでおり、たいそう気に入っている。同じところを何回も走り回って楽しいのか? と疑問が湧くがどう見ても無茶苦茶楽しい様子。

良いところ

以下にこの商品の良い点を上げる。

基本性能がなかなか良い

子ども向けのおもちゃだから大したことないだろう、と思っていたが、実際に動かしてみると結構良くできている。装着されているタイヤのグリップ力も良い感じで、タイトなコーナーリングが可能。小回りがきくため、6畳程度の部屋でも問題なく遊べる。慣れると自由自在に走らせることができる。

また赤外線によるコントロール方式にも問題はなく、ある程度の遮蔽物を挟んでも問題なく操作し続けることが出来る。

電池の持ちが良い

電池の持ちが良い。私の子どもの頃の印象ではラジコンなんていうものは数時間充電して20分ぐらいしか走れない、というイメージが強かったのだが、この商品はなかなか電池が切れない。毎週トータルで20分以上は遊んでいるように感じるが、一ヶ月以上経ってもまだ遊べる。

割と丈夫

何度もテーブルの上から落としたりしているが、まだどこも壊れていない。前輪の機構とか華奢な感じがするんだが、結構丈夫な様子。まあこれは運が良かっただけかも知れないが、ボディ自体は概ね丈夫な様子。

単にでかいマックイーンというだけでも喜ぶ

カーズファンならただたんにちょっと大きめのマックイーンがあるだけで大喜びする。

悪いところ

以下は悪いと言うほどでも無いが、気づいた点。

操作には慣れが必要

コントローラーが押しボタンによるデジタルな入力方式なため、操作には慣れが必要だ。特にスピード調整は前進ボタンを断続的に押すという高等テクニックが必要となってくる。また、左右の操舵に関しても、かなりクイックに反応するため、ボタンをちょん、ちょんと連打する感じになる。部屋が狭い場合、前進ボタンと操舵ボタンの両方を巧みに操る必要がある。ファミコン世代のお父ちゃんには楽勝なはずだが、お母さんには結構難しいかも知れない。対象年齢3歳以上となっているが、3歳なりたてには難しいと思う。

パッケージが無駄に工夫されている

この商品は500ミリリットルの缶ビールのような円筒状のパッケージに入っている。そしてその底部がコントローラーになっており、パッケージの一部なのだ。コントローラーが丸いのはそのためだ。このためだけにコントローラーを丸くして四つのボタンを密集させたのかと思うと「無駄な工夫」と思ってしまう。特に操舵のボタンが上下に配置されているのはいただけない。

注意点

単4形アルカリ乾電池4本が別途必要だ。一緒に購入しておいた方が良い。
あとテレビのリモコンと干渉する。ただし、うちのソニー製のテレビの場合、テレビのリモコンで車を動かすことはできるが、コントローラーを押しまくってもテレビは反応しないので概ね問題はない。

まとめ

狭い室内でも十分に遊べるため、車好きな子どもと一緒に遊ぶには良い商品だと思う。

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