ついにノコギリクワガタが死んでしまったかも

   

死んでないという見解もある

10月に入っても我が家のカブトムシとノコギリクワガタは元気に過ごしていたのだが、昨日ついにノコギリクワガタが死んだ。と思う。なぜならばもう二日間微動だにしていない。念のため、霧吹きで水を掛けてみたがそれでも石のように固まったままだ。生きていれば少なくとも触覚くらいは動かすと思うが眉一つ動かさない。

ただし、息子によると「ちょっと疲れちゃってるだけだから明日の夜また動くよ」とのことなのでまだそのままにしておいた。たしかにちゃんと全部の足でエサ置き場の朽ち木をがっしりとつかんでいる状態なので一見すると死んでいるようには見えない。

しかしまあ文字通り微動だにしないので死んでると思う。ノコギリクワガタは冬眠しないというし。長生きしたのではないかと思うが子孫を残してやることができず残念だ。仁王立ちしたまま息絶えたような感じで最後までかっこいいやつだった。(夜中に電気をつけるとゴキブリみたいに逃げるとこは除く)。明日生き返っていたら本当にびっくりすると思う。

クワガタにも学習能力がある?

昆虫にもある程度の学習能力があるという話を聞いたことがあるが、うちのノコギリクワガタはある日突如としてケースの蓋に挟んであったコバエ防御シートを突き破り、蓋をガシガシ攻撃するようになった。ケースはしばらく同じセッティングのままだったが、そんなことは今までには無かった。たまたまかと思い、新しいコバエ防御シートを張り直したのだが、以後替えても替えても毎日上部のコバエ防御シートを破るようになってしまった。しまいにはもう張り替えるのを止めた。覚えたのか? 謎。

一方その頃、カブトムシ(オス)は・・・

実は9月の下旬頃、カブトムシの左前足の先が無くなっていた。そうするとエサ台の上に上るのが難しいらしく、いつまでも右往左往している様子だったのでエサを直接マットの上に置くようにしなければならなかった。しかもある時期、後ろ足を激しく痙攣させていたので「ああこれはもう長くないな」と思ったのだが、今は何事も無かったかのように元気に生きている。エサが無くなりそうだ。

一方その頃、カブトムシの幼虫たちは・・・【閲覧注意】

ほんとすごい。なにがって幼虫。マジで無言になる。これはもう食糧危機を救うのはこいつらしかいないと思う。土しか食ってないのに最初の百倍以上(適当)の大きさになってる。変な感動があるのでちょっとキモいが成長の過程を写真で辿ってみる。写真は徐々に感動的になっていくので蟲という字に嫌悪感を覚える人は注意されたし。

生後20日

まずは誕生から約20日後の様子。一瞬「ウェ」ってなるが、まだ耐えられる。というかカワイイという錯覚さえ覚える。

9月9日の様子

9月9日の様子

生後40日

約40日後。ちょっと安易に昆虫を繁殖させてしまったことに対する警戒心が芽生える。側面部のスポットと透けて見える体内がヤバさを倍増させている。もはや「カワイイ」等と言っている余裕は無く、常に眉間にしわが寄った状態になる。

9月30日の様子

9月30日の様子

生後60日

約60日後。頭によぎるのは「バイオハザード」とか「消毒」とか「やっちまった」とかそんなキーワード。何かを通り越してしまって、「なんかちょっとこの生き物、足とからだのバランス悪くない?」とか妙に冷静になる始末。ちょっと毛深いところがなんとも言えない。すでに親よりもデカいのだが本当にカブトムシの子なのか?

10月19日の様子

10月19日の様子

いっぱいいる様子

さらに複数同時に見るとまた別の種類の焦燥感が得られる。ちなみに小さいチョコチップみたいなのは幼虫の糞。びっくりするほどいっぱい糞をする。

いっぱいいる様子

いっぱいいる様子

正直、しばらく観察しているといい感じに感性が麻痺してくるのでそんなに気持ち悪くなくなるのだが、数日おいてから見るとまた感動を新たにできる。普段はケースの奥深くに潜っているためそうそう目にすることはないのだが、たまにマット上に「ぼてり。」とおもむろに無言で出現していることがある。そのときは毎回「ゲッ」って思う。

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