トイレトレーニング血風録 【その1】

      2016/02/08

もうすぐ幼稚園なのに

もうすぐ三歳になる長男は今年の春から幼稚園に入園する予定だが、正直いってまだオムツにだだ漏らし生活をエンジョイしている。
無論、大も小もだ。入園したての三歳児のだだ漏らし率がどのくらいかは全く分からないが、「チッ、こいつオムツかよ!」なんて幼稚園の先生に思われ、不憫な扱いをうけないか心配になってきた。

実は長男のトイレトレーニングは数ヶ月前に一度チャレンジしたことがあるのだが、そのときはうまくいかず、「ちょっと面倒だったから」というかむしろ「オムツのほうが楽って言えば楽だし」見たいな感じで撤収した。だがしかし、今回はカミさんが本気になっているようだ。

これまでの歴史

これまでに以下の作戦を実施したことがあるが、いずれも失敗に終わった。どうも長男の性格に作戦がマッチしていなかったようだ。

自己申告強要作戦

長男に「おしっこかウンチがでそうになったら教えてね」と事前申請を求める。結果、申請回数ゼロ。事前警告なしで発射する。ちなみに「ウンチでたー」の事後報告はちゃんとする。なぜ先に言わないのかは謎。

トイレ待機作戦

なんとなくあやしいなという感じの時におもむろにトイレに連れて行き、「さぁ、おしっこしろ!」「やぁ、ウンチしろ!」とけしかける作戦。まったく効果無し。お互い不毛な時間が過ぎゆくのみ。

不快化作戦

漏らすと不快に感じるオムツというのがあってそれを履かせた。継続すればオムツでおしっこするのが嫌になって事前申請するだろうという作戦。結果効果無し。オムツが濡れても(小便はあるが)なんの不便もない様子。長男のスルー能力には光るモノがある。

不快化作戦改

オムツをせず、普通のパンツを履かせる作戦。趣旨は上と同じ。まったく効果無し。ズボンまでびしょ濡れになってても何事も無かったかのようにクールフェイスで決める長男。このあたりで敗北を認め、一旦撤収し捲土重来を期すこととした。

新しい作戦

今日、カミさんが西松屋に赴き、以下の新兵器を購入してきた。

左端の『かえるのふかふか』は子どもが自分で様式便器に座れるようにするための補助階段。最上部は小さめの便座が付いており、子どもが座っても落ちない様になっている。

真ん中の『トレーニングシート』はおしっこをかけるとトーマスの絵が出てくるというものらしい。それが面白いからおしっこに行きたくなるという目論見。

そして最後の『ご褒美シール』はちゃんとトイレが使えたときにシールを貼ることにより子どものモチベーションを高めるためのものだ。

正直、「そんな装備で大丈夫か?」と思わざるを得ないが、かといって他に有望な作戦も見当たらず当面はかえるのふかふか軍団に期待するしかない。

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