トイレトレーニング血風録 【その7】 長男編完結!
ついに自分からトイレにいけるようになった!
長男がついに自分から「トイレに行きたい」と言うようになった。ウンチの時もおしっこの時もだ。素晴らしい! ミッションコンプリート。これから同じ戦いが待っている親子のため、参考までにこれまでに経緯をまとめておく。
成功までの戦いの記録
成功を生むために必要な失敗もあったかも知れないのでダメだったと思われる行動についても記しておく。ちなみに対象は2歳10ヶ月の男児(カーズ好き)だ。
Stage1 トイレという概念が無い状態
最初の状態。親も長男も、排泄とはオムツにだだ漏らしすれば良いという認識だった。当然この時点では、子供に『トイレに行く』という概念が無い。まずはトイレというところに慣れ親しむ必要がある。
そこでトイレに『ご褒美シール』を常備し、トイレに行くモチベーションをあげた(つもり)。また、日中はオムツでは無く、普通のパンツ(通称おにいさんパンツ)を履かせ、お漏らししたままだと不快な状態になることも体験させた。
Stage2 やや強引にトイレに連れ込む状態
30分おきとか、朝一とか、定期的に子供をトイレに拉致し、とりあえずトイレに座らせてみた。しかしこれはあまり効果が無い様子だった。どうもトイレに座ることと、排便することが結びついていない様に見受けられた。
一応ご褒美シールのおかげで本人はある程度の納得感はあったようだが、そこでおしっこをするのが第一の目的であるというところまでは理解できていなかったと思う。
また、両親のほうも必要以上に必死になっているのが伝わっていたのか、多少緊張させてしまっていたかもしれない。そのせいで『トイレというのはメンドクサイ嫌なところ』という印象を与えていたきらいがある。
Stage3 トイレに行くことへの抵抗がなくなった状態
トイレトレーニングをテーマとした絵本を読むようにした。これが一番奏功したのではないかと思っている。絵本によって「トイレとはおしっこ・うんちをする所である」ということと、「失敗しても大丈夫」ということを理解できたようだ。以下の2冊をおすすめする。
この後、長男はお漏らしした際に「たすけてー」と言うようになった。そして『トイレに行ってみる?』と誘われるととりあえずはトイレに入るようになり、おしっこもうんちもできるようになった。
Stage4 自主的にトイレに行きたいといえる状態
この段階へは何の努力も無く到達できた。完全に長男は『トイレで排泄しないとパンツが濡れてしまう』ということを理解したようだ。
まとめ
大体全行程で1ヶ月弱ぐらいだったと思う。うちの場合は絵本がキラーアイテムだったと思っているが、実際には長男の心の成長の問題だったかも知れない。参考になれば幸いだ。