カミさんの電動アシスト自転車に乗ってみた

      2016/03/25

park-and-sunset

春一番が吹いた

先日の日曜日は早朝まで酷い天候だったくせに、午後からはもう春かと思うほど暖かかった。そのせいでカミさんから「天気が良いから長男を連れて公園に行け」という指令を受けてしまった。既に居眠りモードに入っていたのでそのままちょっと昼寝したかったが、天気が良いならしょうがない。しぶしぶと身支度をし、長男を連れて家を出た。

長男が行きたがっている公園は少しばかり遠く、本来車で行くところなのだが、カミさんの電動アシスト自転車で行ってみた。車で行くと駐車料金がかかってしまうし、電動アシスト自転車というものがどんなものか一度盛大に乗ってみたかったのだ。

ママチャリ界の高級車

カミさんの電動アシスト自転車はパナソニックのかなり上等な機種で普通のママチャリが十台以上買えるような値段だった。車で言えばベンツかレクサスかぐらいのポジションなわけだ(ママチャリ界の)。果たしてその値段分の価値はあるのか? と興味津々。ちなみにハンドルの部分と後部の荷台にそれぞれ子供を乗せるためのごっついシートが搭載されていて3人で乗ることができるようになっているのだが、とりあえず長男を後ろのシートに乗せた。

電動アシストは楽

電動アシストの電源をONにし、早速発進してみる。すると見えない何者かに後ろから押されているような感覚で自転車がグイと進んだ。ただし、ある程度スピードが乗るとアシストが弱まり、それなりに普通に漕がないと減速してしまう。そのため、増速しすぎて危険な状態にはまずならないと思う。ペダルをやや強めに踏むと、アシストがかかり、スピードが上がる。最初はこれらの挙動に違和感を感じるが、慣れるとアシストがかかるタイミングを予期できるようになるため、思った通りに操れるようになる。

電動アシスト自転車のメリットとデメリット

電動アシスト自転車は子供を乗せている場合に特に有効だと感じた。子供を乗せていると絶対に転べないわけだが、一番不安定な発進時に電動アシストがかかることにより、すぐに安定した状態に移行できる。また、上り坂でももちろん電動アシストがかかるため、力尽きて転んでしまうということも防げる。

デメリットとしては、車体が恐ろしく重い。戦車かよってぐらい重い。狭い場所で転回させようとする場合、とりまわしに苦労すると思う。単に一人乗りで買い物にいくのであれば(子供用シートが邪魔なこともあって)電動アシスト自転車を使うメリットは感じないかも知れない。余程坂の多い場所に済んでいるので無い限り、普通のママチャリのほうが軽快だ。あとは価格だな。一杯引っ掛けてからでないと買えない値段だわこれは。

公園

で、本題の公園のほうだが、これがもうすんごい人。朝方は雨が降っていたのであまり公園に人は来ないだろうと踏んでいたが全然そんなことなかった。出発が遅かったため、割とすぐに夕暮れになってしまったが、長男は十分楽しんだようで、帰り道で自転車に乗ったまま寝てしまった。冒頭の写真は帰り際に手持ちでブラケット撮影したものをHDR処理してみた。だいぶ誇張してあるが、印象的にはこんな感じの夕日だった。

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